大阪屋製菓新工場計画案
設計の方針
1.見える化された工場
モノの流れ・人の流れ・空気の流れを可視化し、全体の流れと滞留が見えるようにします。
2.交差汚染がなく異物混入がない工場
原材料・外包装・廃棄物などからの汚染を防ぎ、各ゾーンの明確化など、交差汚染のないゾーニングと動線を構築します。
3.フレキシブル・メンテナンスしやすい・働きやすい工場
計画段階から将来対応へのフレキシビリティ、建築設備や生産設備のメンテナンス性を考慮し、使いやすく働きやすい工場をめざします。
4.環境と調和した優しい工場
地域資源を利用し自然環境の力を活かした省エネルギー対策、周辺環境へ配慮した外観・騒音対策等、さまざまな環境に配慮した優しい工場にします。
5.見せる・地域へ開かれた工場
見学者対応、消費者との交流の場、ミュージアムなどを工場内に設えることで、地域内外での認知を高め、企業イメージの向上につなげます。
6.HACCPに対応する安全安心な工場
HACCPに対応する安全安心な工場を目指し、HACCP専門家との協働で食の安心・安全対策を、ハードとソフトの両面から実施します。
【 建築概要 】
住所: 鹿児島市錦江町
都市計画区域:市街化区域
用途地域:準工業地域
用途:工場
指定地域:準防火地域
敷地面積:659.72 ㎡
建ペイ率:70%
容積率: 200%
計画要求条件
想定規模:4階建、延床面積1320㎡程度(400坪)
(1) 製造エリア 660㎡
(2) 保管・荷役エリア 396㎡
(3) 管理・厚生エリア 264㎡